●飛行機関連の最新記事●

自家用機パイロットの楽しみ・喜び・苦悩・疑問・怒り・驚き等の情報をメインに書きますが、飛行機以外の仕事や趣味の話題も時々書きます。
左メニューのコックピットからの動画撮影は、今や自家用機しか出来なくなりました。やはり、シミュレーターと違った臨場感があります。

■安行の秋・2011

■埼玉県川口市の職場の近くにある、安行(あんぎょう)の小林紅葉園に行ってきました(11.29)。
 『安行 小林 紅葉園』などで検索すると、いっぱい画像が出てくるくらい有名な植木屋さんです。
 先週から時々のぞいていたのですが、今日が一番発色が良かったので、少し園の中を散策してみました。
 出勤前の時間帯でしたが、お年寄りが沢山来ていてびっくりしました。皆さん朝が早いんですね。
 すぐ近くには興禅院というお寺があり、そこは紅葉したイチョウが綺麗なのですが、まだ時期が早いようでした。
 説明がいらないほど綺麗ですので、画像のみお楽しみ下さい。
 
 例によって、こんな曲をバックで聴きながら・・・
  
 
写真は全てクリックで拡大します。


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128


ja4128



posted by キャプテン101 at 17:11 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■航空気象シンポジウムへ(2011.11.18)

■18日は平日だったのですが、羽田のANA講堂で開かれた、航空気象シンポジウムに出席してきました。
内容は、羽田の離着陸に影響する気象現象を中心にした、最新の観測方法に関する技術的な説明や、各種システムの説明、今後の見通しなど多岐に亘ったものでした。
 
 写真はクリックで拡大します。


ja4128

▲20数名の現役パイロットをはじめ、ディスパッチャ−など地上支援業務を行っている方々、全国の気象関係の方々など、かなりの参加人数となりました。
 私自身は、自家用パイロットとして参加しましたが、羽田に離着陸する機会はないものの、最前線の気象解析技術など、たいへん勉強になりました。

ja4128

▲羽田に限らず、地方空港で報じられている気象情報が、どのような手順やタイミング、正確さで伝えられるかなど、かなり専門的です。

ja4128

▲空港周辺の気象状況が目まぐるしく変化する場合などでも、パイロットが得られるのはATIS(自動読み上げの気象通報放送)がほとんどです。METARで時々刻々と風向きや風速などに変化が報じられたとしても、自家用機では積極的に『**インフォメーション』などの支援センターに無線で問い合わせるしか術(すべ)がありません。
 一方ライン便の場合でも、あまり環境は変わりありません。機体の大きさに限らず搭載している無線機の数は3つまでがほとんどで、タワーに1つ、非常用の121.5MHzの常時聴取に1つ、あとはデータリンク用に1つ使っていますので、空港に近づいてきたらATISやカンパニーに切り替えられる無線機がありません。
 使用する滑走路が変わる可能性が高くとも、ATISで報じられた気象情報をもとにアプローチの準備をするしかないのです。
 もちろん、複数機を相手にするアプローチコントロールなどもLOADが大きく、個別対応は困難です。
 この点で、何か非常事態が起こった場合は、121.5を聞いていなくてもタワーで積極的に教えてくれれば良いのではないか、という意見も出されました。
 そうすればカンパニーに直接問い合わせる事も可能だからです。
 全くその通りだと思います。

・・・と言いますか、3万円のアマチュア無線機でも搭載されている『プライオリティ機能』、つまり1つのチャンネルに設定していても、2つの周波数を一定間隔でSCANしていれば、そのどちらかに信号が入った時に、信号のある周波数に固定される・・・という機能が、最新鋭の旅客機の無線機にはないのは、何とも嘆かわしく思いました。ほんと、遅れています。

無線機1  航路上:ACC 空港近く:APP→TWR 着陸後:GND
無線機2  データリンク用
無線機3  カンパニーその他に使用可能 3秒に1回、121.5MHzに飛び信号がなければ0.2秒で戻ってくる

 このような機能と運用は、技術的に何ら問題ないはずです。

(参考)バーテックススタンダード社のVX2(¥34.440)というハンディトランシーバーの機能の一部です。

『2つの周波数を交互に受信するデュアルレシーブ(DW)機能とプライオリティ(PRI)機能』

ja4128

▲シンポジウムの後の懇親会・・・飲み会ですが、ここでも30名以上の方々が参加されました。

 航空気象は、ライン機だけのものではありません。
 特に、小型機は悪天を原因とした事故が多く、小型機のパイロットにも航空気象学の知識や経験が求められます。
 
posted by キャプテン101 at 10:14 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■大島空港と東京遊覧

■先週の平日、久しぶりに友人らと大島空港へ飛んできました(2011.11.15)。
日曜だと関東周辺の自家用機でスポットが一杯ということも多い大島ですが、ウイークデイならガラガラと思いきや、同じ本田からの訓練機や横田基地のクラブからなど、結構にぎわっていました。
 
 写真はクリックで拡大します。


ja4128

▲天候はfew2.000と、まあまあでした。
 少し北風成分がありましたが、T/O後40分ほどで大島です。

ja4128

▲いつも行く某寿司屋さん。
 いつものチラシ寿司に、一緒に行った友人も大満足のようでした。泊りがけなら一献いきたいところです。

ja4128

▲訓練となると、寿司どころではありません。
 たぶん、空港のラウンジでカレーライスか、昼抜きかもしれません。
 まぁ、飯抜きで飛ぶなんてパイロット冥利に尽きると言うべきかもしれませんが。

ja4128

▲急病人が出たらしく、東ヘリ(東京ヘリポート)から消防庁のヘリが飛来してきました。離島でも、これだけ整った空港があると急病人の搬送にも便利のようです。

ja4128


ja4128


▲帰りは横須賀VORを通って横浜、赤坂、お台場、TDL(東京ディズニーランド)、スカイツリーというフライトプランです。
 高度4.500ftから、遊覧のため2.000ftまで落としました。

ja4128

▲お台場などをぐるっと回ってTDL上空です。
 駐車場は平日にも関わらず満杯でした。
 東京遊覧は初めてという友人の方が、たくさん写真を撮っていたようですが、私はほとんど撮りませんでした。この辺をVFRで飛ぶ際には、羽田への離着陸機との間隔維持のため、東京TCAとのコンタクトが便利・・・というか必要です。
 この辺で2.000とか2.500ftなら、ライン機には干渉しない高度です。

ja4128

▲TDLからスカイツリーに向かいます。
 スカイツリーも高さが2.000ftほどあるので、視程が良ければ横浜からでも見えます。

ja4128

▲来年の開業以降は、誰かにスカイツリー側から撮ってもらいたいものです。

posted by キャプテン101 at 09:16 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■晩秋の十勝フライト

■11/3より3日間、士幌の赤間農場へ撮影フライトをしてきました。
 契約栽培していた無農薬大豆は、すでに刈り取られている時期ですが、大豆を蔵入れするまでは、色々とする事が残っています。
 この時期は紅葉もまだ綺麗ですし、秋の収穫後ですので北海道は美味しい食べ物が豊富な季節です。
気温的に、小型機での訪道は今年最後になると思われます。
 
 写真はクリックで拡大します。


ja4128

▲本田エアポートを離陸後、10分もしないうちにIMCとなり、早々と帯広までのクリアランスを要求しました。
 本来、山形から先のMEA(最低安全高度)が13.000ftですので、最初から予定通りの15.000ftで飛んだほうが面倒がなくて楽ですが、外気温も2〜3℃しかないので雲に入るわけにもいかず、また10.000ftくらいなら時々、地上が見えるので、temporary(仮に)で10.000ftでしばらく飛ぶ事をリクエストしました。
 地上から酸素を吸うカニューラを準備、装着していたので、8.000ftから動作ONにしました。

 前方の雲が明けたのは山形の手前でした。
 中層が10.000ftくらいの幅で抜けていて、第2層の雲低が20.000ftくらいですので、やっと15.000ftでクルーズすることにしました。

ja4128

▲横風が強く、少し向かい風成分があったのですが、GS(対地速度)は平均で160kt以上が確保できました。
 以前は燃料節約の為と思い、130KTくらいで飛ぶ事が多かったのですが、最近は速度がかせげる高々度にハマっています(空気が薄く気温が低い高々度では、必然的に速度が出てくれます)。
 160KTという速度は時速300km/Hですので、小型機にとってはかなり快適な速度です。

ja4128

▲西に20度くらいcorrectionをとって(補正して)飛んでいますので、強い横風が吹いている事になります。測風すると310度から50KTくらいの風でした。高度は15.000ft。14.000ft以上なのでFL150という言い方になります。
 私はオートパイロットで飛ぶことがあまり好きではないので、地図を見る時など以外は、なるべくトリムをちゃんと取り、コントロール(操縦桿)を使って飛ぶ事にしています。
 オーパイを入れる時もHDG-MODEで、高度は自分で合わせる事にしています。オーパイで飛ぶと楽は楽ですが、オーパイに慣れてしまうと、どんどん技量が落ちていく気がするのは、私だけでしょうか。
(実は、オートパイロット内部のCPUなども、全く信頼していないのです。ただのアナログ人間かもしれません)

ja4128

▲青森の手前くらいまで、ST(下層雲)がべったりでしたが、津軽海峡から綺麗に海が見えるようになりました。
 フライトプラン上は千歳VORを経由して帯広までのrootを申請していたのですが、燃料と時間の節約の為、『DIRECT帯広VOR』をリクエストしたところ、レーダーベクター(誘導)が始まりました。
 本日は休日(文化の日)にも関わらず、三沢空港の沖のBエリアで米軍が演習をしていたので、遠くに回されると予想していたのですが、ラッキーでした。
 北風運用でもこの高度なら、千歳への離着陸機にも影響は与えないようで、ライン機を避けるような指示もありませんでした。

ja4128

▲コースを東に取り、しばらく飛ぶと襟裳岬方面が見えてきました。
 岬の向こう、東側には白い海霧が帯のように迫っているのも見えます。
 天候が悪く日高山脈の上にCB(積乱雲)が発達している時などには、低高度で襟裳岬を回って帯広にアプローチすることもあります。

ja4128

▲前面に日高山脈が見えてきました。
 この山の向こう側が十勝平野です。
 この辺から高度を下げておかないと、帯広空港の上空を通り越してしまいますので、9.000ftまでのdescent(降下)をリクエストしました。

ja4128

▲ゆっくりと降下中、とんがった日高の山々はやはり特徴的です。
 例年この頃はどの山も冠雪しているはずなのですが、やはり暖冬なのでしょうか。
 遠く大雪山系にも白いものは見えません。

ja4128

▲翌日、訪れた大豆畑です。
 黒大豆を除き、すでにほとんどの作物は収穫されています。もう長雨や雹(ひょう)などの天候を気にする事がない時期ですので、農家は一安心といったところです。TPPを除いて・・・

ja4128

▲刈り取り用のコンバインです。最近の農器具はオシャレですね。
 ちょっと乗って操縦(運転?)してみたくなりました。

ja4128

▲黒大豆の一部が刈り取られていないため、本日の午後に刈り取るそうです。

ja4128

▲今回は連休にあたるため、帯広空港からレンタカーを借りるのに苦労しました。
 いつも借りているデミオなどが全て出払っていたため、仕方なくロードスターを借りる事になりました。
 ぜんぜん畑に似合わない車です。しかも狭いこと狭いこと。トランクに荷物は入らないし運転席の狭さは小型機並です。
 ガソリンを入れようとスタンドに寄ったら、タンクのキャップを開けるスイッチの場所が分からず、スタンドの店員と一緒に取説を読んで解決しました(何とSWはアームレストの中でした)。

ja4128

▲ちょっとイイ写真でしょ。

ja4128

▲これが刈り取って脱穀したばかりの無農薬大豆です。
 これから等級の選別を行い、袋詰めされて出荷されます。

ja4128

▲帯広空港に戻り、離陸準備。
 士幌で畑の空撮をしてから札幌・丘珠飛行場に向かうことにします。
 帯広空港では、航大の訓練が再開されていました。私の機番はJA4128ですが、航大の訓練機の機番でJA4218とか4216なんてのがあり、時々管制官がCONFUSEするのが楽しめます。同じダウンウインドに2機入っていたりすると航大機同士は分かるのですが、そこへ外来の4128が入って行くと、すぐにCLEAR to landが出たりします。

ja4128

▲離陸直後。
『ノルウエイの森』な〜んてタイトルが付けられそうな写真ではないでしょうか。ちょっと古いですが、George Winstonの『AUTUMN』 がぴったりの情景です。
 i-podでヘッドセットにmixして聞きながら飛びましょうか。
 以下3枚の写真は、この曲を聴きながらご覧下さい。

 
ja4128

▲十勝には、このような風景が多いようです。防風林か境界線でしょうか・・・?

ja4128

▲まさに晩秋の十勝平野です。
 防風林がある=風が強い地域
 高度は1.500ftですが、実はこの撮影中も風で機体はガタガタ揺れています。

ja4128

▲赤間農場の目印、紅白の鉄塔が見えてきました。
 と、ここで迂闊(うかつ)にもカメラのメモリーカードがいっぱいになっている事に気がつきました。
 仕方なくEOSでの撮影は諦め、予備の小型デジカメで撮影を試みますが、やはり基本性能が違いすぎました。

ja4128

▲先ほどのコンバインで、黒大豆を刈り取っている様子が見えます。
 何枚か撮ってみましたが、アップできるようなものがなく、泣く泣く丘珠へ上昇します。

ja4128


▲士幌の西に『NOTAK』というFIXがあり、ここから丘珠までのクリアランスをリクエストするのが常です。
 air-way V2のMEAは10.000ftですが、SID(標準出発方式)では6.000ft以上に上がれば良いことになっています。しかしNOTAKは赤間農場のすぐ西なので、800〜1.000ft/分くらいで上昇しないと間に合いません。ここではいつもVXの79KTで上昇です。
 こ〜いう場面ではターボチャージャーの有難味を感じます。

ja4128

▲札幌CONTROLにクリアランスをもらい、10.000ftで丘珠に向かいます。
 25KTくらいの向かい風が吹いています。滑昇した水蒸気塊により、大雪山系にはいつもこのような雲が出ています。 

ja4128

▲札幌で一仕事を終え、翌日はトンボ帰りです。
 北に低気圧が近づいていたため11/5は朝から天気が悪く、千歳空港の雲低が8.500ftと報じられていましたので、丘珠からVFR(有視界飛行)で上がり6.500ftで南下、東北VORからV11を13.000ftで飛ぶ事にしました。

 三沢からほとんどIMC。西向きrootなので偶数の14.000ftで飛ぶべきなのですが、外気温が零度、前方にはところどころ雲が見えるため、13.000ft_all_the_wayをリクエストして受け入れられました。
 同じ高度で反対側から飛んでくる機体がなければ、偶数奇数にこだわらなくても飛べる事は多いです。

 で、ここは十和田湖。
 南に行くほど天気は回復してくる予報でしたので、ここまでくれば一安心です。

ja4128

▲岩手山です。
 山の麓を流れる霧が綺麗なのですが、うまく写りませんね。
 ロングクロカンは暇なので、地図と見比べて山の名前や高さを見たり、ADFで地元のラジオを聞いたりしています。
 ちなみに、埼玉県川口市に送信所がある文化放送(1134KHz)は、青森空港のあたりまでかろうじて聞くことができます。

ja4128

▲10.000ftくらいで飛んでいると山形空港の上空で、山形に離着陸するJETを避けるためにコース変更や高度変更を指示される事が多いのですが、13.000ft以上で飛んでいると、STARやSIDと干渉することはないようです。MEAとはそういうものだとは思いますが。

 さて、那須を過ぎキャンセルIFRをしたあたりで、前方正面にぴょこっと富士山が見えてきました。
 視程は数百kmでしょうか。
 上層の雲の合い間からシャワーのように漏れる光が幻想的です。
 が、よく見るとあれは『VIRGA(尾流雲)』かもしれないな・・・。黒い雲からVIRGAが垂れると下降流が発生するので、そろそろ降下を始めるか・・・という場面です。

 実は、那須VORのあたりで13.000ftだと、500ft/minで降下していくと、ちょうど本田空港のあたりで1.000ftくらいの高度になるので都合良く着陸できる・・・というDESCENT計画です。

 はじめのうち低高度をゆっくり飛んでいる時間があったので、今回は丘珠から3時間半で本田に到着しました。


 
posted by キャプテン101 at 13:58 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■2冊目の記念日

■11/3より帯広〜丘珠と飛んできました。
 写真などは改めてアップしますが、丘珠から本田空港に戻るレグで、記念すべき2冊目のログブックに突入(?)しました。
 職業パイロットの方でしたら、何冊目という方も多いのでしょうが、GA(自家用)で1冊以上飛んでいる人は相当の年配者か、知人で言えばほとんどビョーキのように飛んでいる、某青い航空会社の整備士のKさんくらいのものです。

 写真はクリックで拡大します。


ja4128

▲1冊目の1行目は、自分で書けなかったので教官がお手本にとほとんど全部書いてくれた事を思い出しました。
 ともあれ、最初の1頁は丘珠から本田までのレグ。V11でのIFRフライトで飾りました。1.000時間分の進歩かもしれません。
 ログの高度を見て、『V11の西向きはA140(14.000ft)で飛ぶんじゃないの?』と思われるかもしれませんが、この時は第一層のトップが10.000ftくらい、第二層の雲低が14.000ftくらいだったので、リクエストしてNZE(那須VOR)までall the wayを13.000で飛びました。向こうから飛んでくる飛行機がないと判断し、ACCが良いと言えば偶数奇数は良いのです。

 3冊目の1行目の機種は、P28T(ターボアロー)ではなく、タービン機だといいのですがね〜♪
 ところで、このログブックも近々スタイルが変わるらしいと新橋の鳳文書林の方に聞き、先日あわてて買ったものです。たぶんきっと免許証の様に『昔の方がカッコ良かった』となるに決まっています。
 2冊目が終わる頃には、日本のGA環境はど〜なっているでしょうか・・・・。

 2冊目以降も安全飛行で飛びたいものです。
posted by キャプテン101 at 18:33 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記