●飛行機関連の最新記事●

自家用機パイロットの楽しみ・喜び・苦悩・疑問・怒り・驚き等の情報をメインに書きますが、飛行機以外の仕事や趣味の話題も時々書きます。
左メニューのコックピットからの動画撮影は、今や自家用機しか出来なくなりました。やはり、シミュレーターと違った臨場感があります。

■オルタネータがフェイリった!

■アローはほとんどトラブル無しで飛んでいるのですが、先日オルタネータ・フェイリヤーとなりました。
 フェイリッたなどという言葉はありませんので、トラブッたと言うべきでしょうが。

 毎年、5月の20日〜下旬に大豆の種をまくことが多いので、生産者の方とこまめに打ち合わせながら、帯広を訪問する日を30日に決めました。
 ところが・・・5月29日、帯広空港に向けてT/O直後にアロー姫がオルタネータ・フェイリヤー。
 原因は以下の通りです。皆さんも同様のトラブルにならないようご注意下さい。

 1.冬の間あまり飛ばなかったためにバッテリーの能力が低下していた。
 2.エンジンは問題なくかかったが、それ以降充電するために過大な電流をオルタネータから取りだす事になった。
 3.T/O後はファイルしたFL150まで連続上昇するため、クルーズクライム(105kt)のpower-settingをしていたので、オルタネータが最大能力で常に回っていることになった。
 4.その結果、物理的に負荷が重くなりエンジンとのジョイントがスリップし始めた。
 5.ついにジョイントが焼き切れてしまいエンジンのトルクが発電機に伝わらなくなった。
 6.もともとバッテリーの能力が低下していたので、30分ほどで電源電圧が低下、全ての電源が消失。
 7.すなはち、エンジンでドライブしているバキュームポンプ系統以外、電気で動いているものは一切動作しなくなった。
(例)無線全てだめ・手動でギア下げても3-green点かず・燃料計触れず残量分からない・電気で動くメータ類全て動かず・もちろんオートパイロットは動かない などなど・・・VMCでしたので助かりました。  

 桶川に戻り手動でギアダウン。いろいろあって実際に着陸できたのは桶川に戻ってから1時間後でした。
 500〜1.000ftで1時間飛び続けるのは疲れます。
 機会があったらまた書きますが、機器のトラブルで目的地を変更したため、『イレギュラー運航報告書』を提出することになりました。これで2度目かな〜。
 何事も経験ではありますが、消防車7台、救急車4台、パトカー多数(数えきれない)が集まる騒ぎになりました。全て手順通りにコトを行ったので、どこからもお咎(とが)めはありませんでしたが、この様な時の為に自分で決めて用意していた事が、功を奏した結果になりました。
 それは・・・
●非常用のハンディトランシーバーを積んでいたこと
●GPSは常に内蔵バッテリーで動かしていたこと

 無線機はアメリカで購入したものです。もちろん普段使ったことはありませんので、左手で操縦しながら右手でBOSEのヘッドセットからハンディに電池を入れ替え、周波数をセットするのに苦労しました。ちなみに桶川上空では携帯電話はほとんどつながりませんでしたので、ギアが下りているか確認してもらったり、地上との連絡にハンディは大活躍しました。
 GPSは、オルタネータが異常な電圧を発生すると、電源ラインにブラさがっている機器全てが過電圧によってサーキットブレーカーが飛ぶ前に壊れる可能性があるので、私はいつも完全に独立した状態でバッテリー駆動しています。

 士幌の訪問日程は変えられないので、着陸後に諸々の事務手続きを終え、羽田空港までスッ飛んでいき、JAL便に駆け込んで帯広まで飛びました。
 それにしても、小型機はマメに飛ばなきゃダメですね〜

 では以下、気を取り直して大豆畑でのお話。
 実は今回、ブランニューのCanonのEOS-7Dというボディと、Tamronの18-270というレンズを組み合わせて持っていきました。今までも同じEOSでしたが少し古くなったことと、飛行機から撮影するために超高速でシャッターが切れるボディが欲しかったので、7Dを買ってみたのです。撮影技術に見合わない買い物ではあるのですが・・・ 。
 一眼のカメラが2台になりましたので、埃っぽい畑でレンズを何回も交換しなくても済むようになりました。
 写真は全てクリックで拡大します。


赤間農場

▲爽やかな春の士幌です。
 これから半年の間に、ここで沢山の作物が育っていきます。今年の大豆はどこに蒔くのでしょうか。大豆の種は今日蒔くことになっていますので、赤間さんが作業をしている圃場が大豆の圃場ということになります。

赤間農場

▲いました、いました♪
 トラクターが往復したラインを数えると、朝早くから種まきを行っていたようです。

赤間農場

赤間農場

▲どのショットも絵になる風景です。愛犬も一緒に作業をしている気になっているみたいです。

赤間農場

赤間農場

▲何度も何度も同じ作業の繰り返しです。愛犬も、早朝から日が暮れるまでトラクターと一緒に動くため、夜にはクタクタに疲れてぐったりしているそうです。まさに家族の一員といったところでしょうか。

赤間農場

赤間農場

▲芽が出たあとは、今度は雑草と害虫との戦いが始まります。私が赤間農場に通い始めてから、かれこれ20年が経とうとしています。
 農薬をまかない大地に、自然のまま大豆を蒔いて育てることの難しさ。
 幾度となく目にしてきた光景ですが、本当に頭が下がる思いです。
 また北国では、これから美味しいものが沢山食べられますので、皆さんもぜひ訪れてみて下さい。
 



posted by キャプテン101 at 21:29 | Comment(1) | キャプテン飛燕のフライト記>日記