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自家用機パイロットの楽しみ・喜び・苦悩・疑問・怒り・驚き等の情報をメインに書きますが、飛行機以外の仕事や趣味の話題も時々書きます。
左メニューのコックピットからの動画撮影は、今や自家用機しか出来なくなりました。やはり、シミュレーターと違った臨場感があります。

■安行(あんぎょう)の秋2012

■職場近くに紅葉園(もみじえん)がいくつかあり、毎年この時期になると見事な紅葉を見せてくれます。
 京都まで行かなくても、埼玉県でもこんなに綺麗な紅葉が見られます。
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▲まだちょっと早いかな、という気がします。
 もう1週間ほど経つと、写真で黄緑色の部分も全て赤くなってくると思います。

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▲落葉の枚数もまだまだ少ないのですが、落ちてきたばっかりの葉っぱを撮ってみました。
 ちょっとしたPCの壁紙になりそうです。

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▲今週末あたりが見ごろかも知れませんが、人が多いといい写真も撮れないので、私は毎日出勤前の8時過ぎに様子を見に立ち寄っています。
 この時間でも10人くらいの高齢者(?)が鑑賞にきていました。
 この紅葉園はとても広くて、園内でお茶することもできます。
 
 ここの紅葉は本来、全て売り物です。

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▲この写真は2009年の秋に撮ったものです。

興禅院

興禅院

▲この2枚も2009年、紅葉園の近くに興禅院という名所で撮った写真です。そこの銀杏がまた綺麗に紅葉し、紅葉とのコントラストがとても綺麗になります。
 今年は今朝(11/28)の時点でまだ黄緑色ですので、やはり1週間くらい先に見ごろを迎えそうです。



posted by キャプテン101 at 09:34 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■MALAYSIAへ

■今日はシンガポールからマレーシアへのフェリーフライトです。
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▲シンガポール北部のセレター空港から、今日はマレーシアのサンダカンまで飛びます。
 サンダカンにはアブガスがありますが、海外から直接地方都市へは飛べませんので、一度コタキナバルで入国手続きを行い、それからサンダカンまで飛ぶ予定です。
 
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▲コタキナバルとサンダカンの位置関係です。
 シンガポールは、お米の『胚芽』のような国ですね。

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▲小型機ですが、機長(PIC)と副操縦士がいます。
 特に慣れない地域を飛ぶ海外ロングフライトでは機長のロードが大きく、一人で飛んで行くことは困難です。

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▲セレターを離陸、すぐにトラフィックが多いチャンギ国際空港が近づいてきますので、ぐる〜っとレーダー誘導されて遠回りさせられます。

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▲やっとキナバル方向へ向かえそうです。
 機体装備のGPSとI-PADの両方を使い分けて飛ぶととても便利です。

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▲コレ、何だと思いますか?
 男性専用ですが、空中で用をたすための簡易トイレです。19.000ftを飛んでいる時も、機内は3.000ftの高度と同じ気圧に与圧されていますので、レバーを握ると機外の低い気圧に引っ張られて、ズズズ〜ッと・・・・・
 用を済ませたらペットボトルの水で配管を洗います。女性が使う場合は、何かアタッチメントを自作しなくてはならないかもしれませんが、ホースの長さには限界があるので、ちょっと現実的ではありませんね。

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▲インスツルメントの一部です。上から読んでいくと・・・
 17.000ftに向けて上昇中です。MAP(マニホールド・プレッシャー)は35インチ、TITが1392F、南国ですが外気温は2℃です。回転数は2.380RPMで回っていてが時間あたり28.7ガロンの燃料を消費しながら、300ft/minでゆっくり上昇しているのが分かります。

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▲しばらく飛んでいると、前方に雨雲が出てきたようです。
 貿易風が卓越する地域で、しかも海の上ですので、あちこちにCB(積乱雲)が発生しています。

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▲こんな感じ。
 でも、ちょっとデビエーションを取れば避けられるほど個々の雲は独立しています。

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▲こんな感じで飛んでいます。実際は何時間も飛ぶので、もっとダラッとしてリラックスしています。
 PICのDさんの肩には4本、コパイのPさんの肩には3本のストライプが入っていますが、海外フライトではちゃんとパイロットらしい服装をしていないと入国できない国もあります。
 これらはのシャツや肩章はUSAのスポーティズで通販で買ったそうです。
 
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▲時々、交代して私が操縦します。私も一応、FAA(アメリカ連邦航空局)のライセンスを持っていますので、Nレジ(アメリカ籍)の飛行機も飛ばせます。
 アメリカを出発してから約10日。長旅で疲れているDさんは後部席で爆睡しています。

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▲キナバルに着きました。
 ここで入国審査を行います。小型機のCIQに慣れていないらしく、長い時間待たされました。

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▲やっとキナバルを離陸、キナバルレーダーに誘導されてサンダカンに向かいます。
 マレーシア人の管制官が話す英語は、日本人管制官の話す『カタカナ英語』に少し似ていて、本場英語をしゃべるDさんやPさんは時々、管制官の言うことが分からないようでした。しかしそんな時、カタカナ英語を聞き慣れている私はちゃんと聞きとれるので、英語から英語に通訳(?)してあげる場面もありました。

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▲SANDAKAN(サンダカン)に向かいます。
 サンダカンと聞くと私は、田中絹代さんの往年の映画『サンダカン八番娼館』を連想します。今でも『からゆきさん』のお墓が残っているのでしょうね。

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▲サンダカン空港です。
 キナバルと違って、ここは国内フライト扱いなのでほとんど手続き不用でした。日本のツアーでは隣のブルネイへ行くものが多いようですが、地つづきのキナバルやサンダカンもなかなか綺麗なところです。

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▲これは『思い出の名場面』として残せそうな状況です。
 さっきまでパイロット。今は給油要員です。
 ここには小型機の飛行学校があり、ダイヤモンド社のきれいな単発や双発の小型機が数機あります。そのおかげでアブガスが常備されているので便利です。ここを知っていれば、また次回も来たくなります。
 ドラム缶をトラックで持ってきてくれますので、自分で給油できます。途中でポンプが故障したため、最後はハンドポンプでコキコキ入れました。

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▲サンダカンの特産・・・ではありません。
 日本の寿司屋などもあったのですが、給油に時間がかかり夜も遅かったので開いているレストランが少なく、路上で中華料理を食べました。そりゃ〜驚くほど安いですが、料理のメニューは2種類しかありませんでした。

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▲今日一日のフライトを振り返り、盛り上がります。
 Dさんのアメリカでの生活、日本のこと、政治や文化のこと・・・話は尽きず夜は更けていきます。

(続く)
posted by キャプテン101 at 09:11 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

SINGAPOREからのフェリーフライト

■アメリカからフェリーしてきた小型機にシンガポールから同乗することになりました。
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▲NRTからはシンガポール航空の片道チケットで飛びます。
 往復ならば格安航空券やツアーが沢山ありますが、片道だとかな〜り割高です。

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▲窓際に置いたコレ、I-Pad用のGPSのANT(アンテナ)です。
 衛星の信号を受信して、ブルートゥースでI-PADに送信してくれます。普段は機体のコクピットで飛びながら見ているのですが、ライン便に乗る時には、どこを飛んでいるのかチャート上で見るために使っています。
 着陸できずHOLDしている時などは、『あ〜ぁ、3回目のホールドかよ』などと、見ていても結構面白いです。 

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▲ちょっとブレてしまいましたが、I-PADで衛星の受信状況を確認できます。
 ANT部分を窓の際に置かないと、うまく受信してくれない事があります。

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▲私のI-PADには、JEPPSENと契約したFD(flight derector)という製品(ソフト)を入れてありますので、アジア地域のどこの空港でも、進入・出発方式やSID、空港情報を全て見る事が出来ます。
 もちろんエンルートチャートの上で、自分がどこを飛んでいるのかリアルタイムで見られます。
 今回は、WSSS(チャンギ国際空港)に、どのSTARで進入するのかを見ていました。
 『LAVAX-1A ARR』でアプローチするのか、あるいは『LAVAX-1L ARR』なのか、風を読み予想されるSTARや進入方式、RWYなどを考えたり結構楽しいものです。
 この日も、最新の低層から高層までの天気図やアジア地域のレーダーエコーなどをDLしておき、飛びながら気圧配置と雲の流れなどを照らし合わせ、パイロットが考えていることを想像したり、コースの修正やSTARを色々考えながら飛んでいました。
 受信機でATCを聞きながらだと、さらに情報としては確実になりますが、いかにもオタクっぽくなるし(すでにオタク? でしょうが)全部分かってしまうと想像する楽しみがなくなり面白くありません。

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▲これが北側からのLAVAX-1B ARRです。

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▲で、こっちが南から進入するLAVAX-1A ARRです。
 この時には、台風23号がベトナムのあたりにありましたので、風は北風っぽのかなと考えていました。つまり1Aアプローチになる可能性の方が高いと。

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▲LAVAXというWP(ウエイポイント)で、北へ偏針するか、そのまま西へ進むかで使用するRWYがほぼ決まりますが、予想通り機はLAVAXを通り過ぎました。

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▲LAVAXを過ぎて、SIDの終点SANATへ行くかと思われたのですが、途中でSAMKOへ向かい始めました。たぶんレーダーベクターでDIRECT SAMKOが出たのでしょう。すると次はRWYの南にあるSAMKOからまっすぐILSでアプローチとなるのでしょう。チャンギは忙しい空港なので、先行機がファイナルに近づいていたため、SAMKOに回されたものと思われます。このへんはATCを聞いてみないと分かりませんが。

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▲いよいよDepart SAMKOです。
 ここからはILSに乗るまでまっすぐですので、チャイムが鳴って電子機器の使用が制限されました。 

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▲良い子はマネしないで下さい。
 引き続きこっそりモニターです。ここまで来ると、もう『ILS DME RWY02』で直線的に下りるしかないのですが、MIST-APPの可能性もないではないので・・・

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▲チャンギ国際空港に無事降りました。
 私はいつも、非常口横の席に座るようにしているので、ゴソゴソ何かやっているとCAの目に付きやすいのですが、I-PADはマガジン紙の間に挟んで使えるので便利(?・・・バレ難い)です。

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▲この機体が今回フェリーする機体です。
 チャンギ国際から移動し一泊して、翌日は北にあるセレター空港と言うローカル空港まで移動します。
 セレターは確か、旧日本軍の飛行場だったと思いました。 
 機体はすでに同日、タイからフェリーされてきており、今晩はフェリーパイロットと翌日以降の打ち合わせとなります。
 翌日は、シンガポールからマレーシアのコタキナバルまで移動して入国。そのままお隣のサンダカンという市まで飛んで給油。またキナバルに戻って出国手続きをして、フィリピンまで飛ぶという予定になっています。

 つづく・・・
posted by キャプテン101 at 11:23 | Comment(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記