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■タイタニックを隠れ蓑に
■かつて一世を風靡した映画『タイタニック』をご覧になった方も多いと思います。
ごく最近、機密扱いが解かれた新情報により、タイタニック号捜索は海沈した原子 力潜水艦2隻の捜索を表沙汰にしないための、隠れ蓑だった事が判明しました。
タイタニック発見の功労で知られる、科学者ボブ・バラード博士が証言しています。
本当に探したかったのは、USS ThresherとUSS Scorpionという潜水艦。どちらも 1960年代に沈没したものです。原子力潜水艦だったらしくらしく、その後原子炉がどうなったか海軍は知る必要があったのでしょう。
そこでバラード博士が1982年、開発した新型ロボット深海潜水装置なら深海にも潜れるので、潜水艦も探してあげるからタイタニック号を探させてくれ、と海軍にアプローチしたようです。
「イケル」と判断した海軍が捜索の予算を出しました。
但し、タイタニックの前に沈んだ潜水艦をまず探す、という条件を出され、バラード博士は条件をのんで1984年、捜索活動を始めました。
1963年に沈んだThresherは捜索の結果、船体があまりに深く沈んでしまったため内破し、何千という破片に散り散りになっていたことが判明。
続く1985年に捜索し発見したScorpionは、シュレッダーにかけたような残骸となって見つかりました。
2つの沈没現場で調査した結果、どちらも放射能の危険が少ないことを確認、やっと念願のタイタニック号の捜索に着手できる事になったバラード博士に残された時間は、予算の関係でたった12日でした。
しかし、2つの潜水艦探しで培った捜索技術を駆使し、見事発見に漕ぎつけたというわけです。
博士の執念を思うと、頭の中にあの曲が流れてくる気がします。
海の宝石、タイタニック号にふさわしい秘話ではないでしょうか。
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