●飛行機関連の最新記事●

自家用機パイロットの楽しみ・喜び・苦悩・疑問・怒り・驚き等の情報をメインに書きますが、飛行機以外の仕事や趣味の話題も時々書きます。
左メニューのコックピットからの動画撮影は、今や自家用機しか出来なくなりました。やはり、シミュレーターと違った臨場感があります。

■「スチュワーデス」の語源

■今も昔も女性には人気の職業であるフライトアテンダントですが、以前は長年、スチュワーデス(Stewardess)と呼ばれていました。中高年以上の方で、今でもスチュワーデスと呼ぶ方も多いようです。

 この言葉の語源、意外にも飛行機とまったく関係がないようです。
 Stewardessのstigは古代英語では「豚小屋」
 weardは「番人」を意味し、essは女性を示す接続語。

 つまり、家畜の管理をする仕事が世話人の意味となり、さらに転じて飛行機の中で乗客の世話をする客室乗務員の事を、スチュワーデスと呼ぶようになったようです。男性乗務員はスチュワードとも呼ばれていました。
 最近では、これらの言葉は女性差別となるためかもう死語になり、今では「キャビンアテンダント」や「フライトアテンダント」と、より「客室乗務員」に近い意味で呼ばれるようになりました。

 しかし逆に、お客のマナー違反の方が目立つようになり、セクハラや喫煙、安全の為の指示を聞かないなど、CAが豚小屋の管理人になってしまう場合もあるようです。
 サービスも重要ですが、CAももっと『管理人』の立場であることをアッピールしてもいいのでは?と思います。  (2008.7.8)


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■贅肉と血流速度

■このところ関東でも暑い日が続くため、夏物の薄手のスラックスを出してきたのですが、何年か前に買ったはずなのに、ウエストのあたりに余裕がなくなっている・・・ガ〜ン
 ちょっと前まで76cm、最近は78cmのスラックスを穿いているので、メタボはまだ遠いとは思っていますが、年々、脂肪層がミルフィーユ状態なのか、と自覚する今日この頃です。
 今年の航空身体検査でも、特に「年齢なりですね」というイヤミを言われなかったので、気を良くしていたのですが・・・

 今回は贅肉と血管の怖いお話。

 心臓はポンプとして体内に血液を送り込んでいますが、人間の場合、体中の血管を駆け巡った血液は、わずか25秒程でまた心臓に戻ってくると言われています。
 この血液が流れる速さを全身で平均してざっと計算すると「時速216km位」になり、これは飛行機だと120ktくらいに匹敵する、すごいスピードです。

 心臓は、80年ものあいだポンプとして働き続ける大切な臓器ですが、贅肉が増えると心臓の負担が増える事は、あまり実感されていないかもしれません。
 贅肉が10kg増えた場合、贅肉の中に増える毛細血管の長さは3kmにもなるそうです。1kgで300mですね。
 3km血管が伸びても、心臓は末端まで血液を送らなくてはなりませんので、たいへんな負担増となるわけです。
 当然、「心臓の寿命」にも影響を与えないワケありません。
 飛んでいてポックリといかないためにも、心臓、大事にしてあげたいですね。
posted by キャプテン101 at 09:10 | Comment(1) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■湯葉について

■ヒコーキに関係ありませんが、本職関連で「湯葉(ゆば)」についてちょっと。

 湯葉って、カリッと揚げたり焼いたりすると美味しいですよね。私も酒の肴として大好きです。

 が、あの湯葉って実は大豆の脂肪分とタンパク質のかたまりなんです。
 牛乳や豆乳などを温めると、先に温度が上がる表面部分の水分が先に蒸発します。で、残った脂肪分や蛋白質が濃縮され、かたまって膜になるのです(ラムスデン現象と言います)。

 特に一番最初にできる膜ほど乳脂肪分が多いので、脂肪分を敬遠したい方は知っておいた方がいいかも。
 まあ、太るほど湯葉を食べる人はいませんが、健康に良さそうな食品なのに、実は脂肪分・・・って、あまり知られていませんよね。
 でも湯葉って、稀少だからか高いですが、湯葉を取り除いた後の豆乳は脂肪分が少なくなっていますし、牛乳も同じ。

 分ったうえで、そんな事はあまり気にせず、美味しい牛乳や湯葉を食べたいものです。
 これからの夏場の季節を、大豆製品で乗り切りましょう。
⇒(http://daizu.lactzyme.com
posted by キャプテン101 at 09:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■非常時の発電機

■最近、立て続けに大きな地震があったので、7月に入ったらずっと火を入れてない1900whの発電機を分解修理して、非常時に備えようかと思います。

 家の中の電燈とか、無線機などの消費電力を計算すると、容量が19Aでは心もとないのですが、バカでかい発電機では燃料代が大変そうだと思い、数年前に購入したものです。
 実は1回もエンジンをかけていません。もったいない・・・。
 しかし考えてみたら、非常時にはそもそも燃料が手に入らない可能性が高いかもしれません。
 かと言ってガソリンの保管は危険だし・・・ガソリンより灯油で動く発電機が良かったかもしれません。

 少し前に見た映画「Iam regend」で、ヒロインが車の屋根に発電機をいっぱい乗せて避難するシーンがありました。
 日本では非常用に発電機を用意する習慣はないようですが、小型の発電機が各家庭にあったら便利でしょうね。
 手回し発電機とラジオ・電燈が一緒になったグッズが売られていますが、いっそ非常用と割り切った発電機、売れるのではないでしょうか。

 細木某女史によると、来年は関東で大きな災害が起きるそうです。
 たぶん携帯電話も、普通回線もつながらなくなる災害時。やっぱアマチュア無線でしょうね。
posted by キャプテン101 at 23:07 | Comment(1) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■08年度耐空検査終了

■本年度のアローの耐空検査が終わり、大阪の八尾空港から埼玉まで、昨日飛んで運んできました。
 毎年、検査があるこの時期は梅雨なので、八尾に数日足止めをされたこともあったのですが、今年は予定通りに飛んで帰る事ができました。
 これも数値予報のおかげです(pilotが使う数値予報については後日説明します)。

 弱い東風なので八尾空港RWY09から離陸。
 八尾→王寺→セントレア空港の南→浜松→箱根→江田→調布→桶川
 というrootで、快適な空の旅でした。

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 富士山と同じくらいの高度で飛んでいるのですが、自分が低いような錯覚があります。
 このあたりは、いつも富士山を巻いた風が合流するため、気流が悪く少し揺れる地帯です。

 なので、富士山山頂の航空写真というのはあんましないと思います。私は・・・頼まれても飛びたくありません。

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 無事、桶川に戻ってきました。
 今回は、新しい素材の機体カバーが出来上がった(機体に合わせてオーダーメイド)ので、どのくらいはっ水性があるか楽しみです。
posted by キャプテン101 at 12:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■実機の飛燕(動画)

■u-tubeで飛燕の実機を見つけました。
 実際に高速で飛んでいる飛燕は美しいですね。
 また、飛行場のローパス速度は、現在のビジネスジェット並に感じられます。
 性能から言えば当然ですが。
 ご堪能下さい。他にもいくつか見つけましたので、追ってご紹介します。




posted by キャプテン101 at 15:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■話題のECLIPS-400

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■低価格のVLJ(Very light jet)発売以来、狂乱とも言える状態にあるアメリカのシングルのエンジン・ジェット市場ですが、昨年の夏にEAA-AirVentureでベールをとった日と同じ5月30日、アルバカーキで『Eclipse-400』が再び500人の聴衆に披露されました。

 Eclipse-400は、2008年6月に135万ドルの値がつけられる予定のようで、数千万ドルだった以前のセスナ・サイテーションなどと比べると、超がつく破格と言える低価格ぶりです。
 同社は2011年後半までに、耐空証明取得と発売を予定しているようです。

 気になる緒元ですが1,200ポンド、MAXで1.450ポンドの推力をもつプラット&ホイットニー製PW-615エンジン1基を搭載。
 昨年夏発表の性能よりは約10kt(ノット)遅い、330kt(ノット)のクルーズ速度をもっています。
 最大レンジは1,250nmと推定され、256ktのロングクルーズ時には、時間当たり26ガロンの燃料を消費し、何とサービスシーリングは他のどのsingle-jet機も及ばない、41.000ftまで上がれるとのことです。
 システムや部品などは、先行して発売されている双発ジェットのEclipse-500と共通化が図られ、コストやメンテナンス性の向上に寄与しています。

 実は、日本ではAOPA-JAPANの大会が行われていた昨日(2008.6.7)、USAではAOPAのフライインが行われ、そこでEclipse-400のデモ機が展示されたようです。
 早く日本でも飛ぶ姿を見たいものです。

 330ktで、安いJETA-1燃料で時間26ガロンですから、単純計算で165ktのプロペラ機が時間13ガロンの機体と、経済性は同じです。しかもJET-A・・・。
 本田航空では現在、JATA-1は1Lで167円、AVGASは1L254円ですから、1時間26ガロンの燃料消費は約16.700円・・・。これで埼玉から東北の先まで飛べます。
 私のアローとたいしてコストは変わらない勘定です。
 う〜ん、微妙。

  
posted by キャプテン101 at 12:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■世界最大の自画像

■下の写真の画像はスウェーデン人アーティスト、エリック・ノルデナンカール(Erik Nordenankar)さんが、GPSを使って描いた「世界最大の自画像(Biggest Drawing in the World)」だ。

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 GSPレシーバーが入った専用ケースを大手輸送会社、DHLの飛行機に積み込み、その飛行機をノルデナンカールさんが作成した飛行指示書の通りに世界一周飛行をして実現したというものだそうだ。

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 飛行を終えて回収されたGPSレシーバーには、飛行ルートが記録されているので、そのデータをパソコン上でプロットしたのがこの自画像だ。
 ノルデナンカールさんホームページにはその際に作成した飛行指示書までもが公開されているそうだ。

 自画像は無理だが、メッセージ性をもった簡単な絵文字なら我々でもできそうだ。 【Technobahn 2008/5/27】
posted by キャプテン101 at 18:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■バイアグラの航空利用?

■イスラエル空軍は戦闘パイロットの高度上空での能力向上を図ろうと、性的不能治療薬「バイアグラ(Viagra)」の利用を検討しているそうです。
 軍医も新たな効用に期待を寄せているとか・・・。

viagra.bmp


 同国日刊紙「Yediot Aharonot」によると、イスラエルの医師がアフリカの登山家を対象に行った研究で、バイアグラと高度での能力向上に関連性が認められたそうです。
 バイアグラに含まれる成分が、疲労や目まいを引き起こしやすい低酸素環境で、登山家の能力を向上させたと考えられています。

 バイアグラには血管の拡張作用があるので、ヘモグロビンと細胞とのO2とCO2の交換が活発になるような気もします。
 本当にそのような作用機序で効果があるのかどうか分かりませんが、まぁこれも一種のドーピングでしょう。

 でも、上空でバイアグラ本来の効能が発揮されてしまった場合、『操縦桿が2本』になってしまい、パイロットもちょっと困るのでは・・・

 もし実験されたパイロットの方がいらっしゃったら、こっそり私に教えて下さい。

               【2/8 (c)AFP】

posted by キャプテン101 at 09:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■1年1回の耐空検査へ

■自家用機の場合、50時間に1回の定期検査の他に、1年に1回の耐空検査という検査があります。
 自動車で言うと、2年に1回の車検のようなものですが、耐空検査というだけあって、その飛行機が性能を満たしているか、飛行に耐えられるかどうかを、検査される事になっています。
 自動車の場合は、『1日車検』とか短い時間で整備から検査までできる場合もありますが、飛行機の場合は、実際に試験官が飛行機に同乗して空を飛び、すべての機器の状態を検査することになっています。
 そのため、1か月以上前から検査の予約をして、試験管に飛行場まで来てもらって、整備士と一緒に飛んで正常であることを証明してもらうことになります。
 私は、大阪の八尾空港にいる知人の整備士に毎年、整備や検査業務をお願いしているので、毎年この時期になると、八尾空港まで飛行機を持っていって(飛んでいって)、飛行機だけ置いて新幹線で帰ってくる・・・といった事を繰り返しています。
 ちなみに検査費用ですが、まぁ、対人対物保険(第三者保険と言います)を含めて平均¥1.000.000かかります。
 共同所有の場合は、これをオーナーの頭数で割るかんじです。

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 先週の金曜日は、雨があがったばかりで、箱根のあたりまでは低い雲がべったりの状態でした。

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 翼ごしに見る富士山。高気圧の関係で気温がどんどん上がっていくために、高度計の修正もしょっちゅうしなくてはなりません。

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 なんだかんだで、通い慣れた八尾空港まで1時間半ほどで着きました。
 待ち構えていた整備の方々が、さっそく期待を格納庫に入れてくれます。

 
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 日本では八尾空港にしかないらしい、飛行機用のリフトで2階まで持ち上げます。二階と言っても普通のビルの4階くらいでしょうか。

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 まるで、サンダーバードのテーマ曲が聞こえそうなシーンです。
 このあと、6月12日に予約した検査官が来るまで、ここで整備やら修理やらを行います。
 アロー姫は、車輪の上げ下げをするハイドロポンプの調子が悪いようなので、たぶん交換になるでしょう。

 半月後に取りに行くまで、ちょうど梅雨時期になるので、荒川河川敷で雨ざらしよりは良い環境になり、安心です。






 
posted by キャプテン101 at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■国際宇宙ステーションのトイレが故障

■国際宇宙ステーション(ISS)のロシアモジュールに設置されているトイレが故障したそうです。

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 NASAによると、今回故障を起こしたのは排泄物を強制吸引し、内部で空気と水分を分離するためのエア・ウォーター・セパレーター(air/water separator)と呼ばれる機構部分。

 クルーはISSにドッキングしているソユーズ宇宙船の簡易トイレで用を足すなど、非常に不便な状況を強いられているようです。 
 しかし最初に故障を発見した場面は想像したくないですね。

 NASAでは、5月31日打ち上げ予定のスペースシャトル、ディスカバリーに急遽、予備の宇宙用トイレを積み込む事を検討しているようですが、ぜひ現物を回収してきて原因を究明してほしいものです。

 私も、長距離ではトイレに困ることがよくあります。3時間とか4時間は平気なのですが、飛行中に飲み物を飲んでしまうと、意外と早く限界が訪れます。
 でも男性の場合は、緊急用の「奥の手」がありますから大丈夫です。私の場合、「痩健美茶」の1Lボトルが用量的にベストです。
 写真は2Lと500ccですが、コンビニでは1Lのも売られています。

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 以前、500ccのペット容器しか持っていなくて、排出量と容器用量のバランスがとれずに惨事になり学習したものです。

 明日は、アローの耐空検査尾のため、八尾空港まで飛んで行き、仕事をしてから新幹線で戻る予定です。
posted by キャプテン101 at 23:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■2010年3月、百里基地が官民共用化

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 ●以前から噂には聞いていたが、いよいよ2010年3月から現在の茨城県百里基地が民間に開放されるようだ。
 ところで上のバナー、茨城県のhpからもらってきたが、2010年って平成21年?
 地方が管理運営する3種空港なら、我々(自家用)も離着陸できるので、たぶん、その恩恵を受けることは出来るようになると思われる。 
 何と言っても百里ならば、ILSはもちろん緊急時はGCA誘導もやってもらえるのではないかいな? と期待してしまう。
 やっと関東でも、悪天候時に自家用が計器で離発着できる空港ができるわけだ。
 RWYもそこそこ長い(2.700m)ので、ハンドリングが高い羽田空港には置きにくい、ビジネスジェットの需要も考えているのだろうか。

しかし、百里は遠い。
 もし自家用機を安価に置かせてもらえるとしても、北関東自動車道が常磐道とつながって百里まで高速道路でつながったとしても、早くても1時間以上はかかりそうだ。
 しかし、考えようによっては渋滞した時の桶川本田空港と変わらないかな。
 こりゃアローと一緒に引っ越すしかないか・・・。

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 また、茨城空港の名称についても、橋本昌知事が「トウキョウメトロポリタン・イバラキエアポート」に名称変更する考えを示し、波紋を呼んでいるそうだ。
 千葉にあるのに新東京国際空港、茨城も東京なのかな。
 池袋は東側に西武デパート、西に東部デパートがあるが、そのノリかもしれない。

 なお、県(と国)は空港整備事業に約250億円を投入。年間需要予測を81万人と見積もっているが、「空港ターミナルビルの営業権をめぐっては民間が1社も名乗り出ず、やむなく県公社が運営することになったそうだ。
 つまり、民間企業は誰〜れも茨城空港をオイシイと思っていない。 赤字のタレ流しは必至のようだ。
 ラインは乗り入れを表明しているのだろうか。採算がとれなければ路線申請なんかやらないだろうし、航空会社がそっぽを向いたら、とんだ笑い物だ。

 会計検査院の調査では、地方21空港のうち、9空港で需要予測を下回っている。
 たぶん、富士山静岡空港も、茨城空港も赤字になるだろう。
 また税金が無駄に使われるのだろう。

 現在の空港整備の状況については、ここに詳しく書かれている。

 新しい滑走路を造ったり、新ターミナルビルを作ったり。結構お金がっかっているようだ。
 赤字になる前に、250億円で潤う企業もあるわけだ。
 道路も空港も理屈は同じだ。
posted by キャプテン101 at 00:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■注目のパルスデトネーション・エンジン

■米空軍研究所は、開発を行ったパルス・デトネーション・エンジン(Pulsed detonation engine)を搭載した、ロング・イージー機の初飛行を、2008年1月31日に米カリフォルニア州モハベ砂漠で実施しました。

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 パルス・デトネーション・エンジン(PDRE)とは衝撃波(デトネーション)現象を利用しエンジン内に間欠的に推進剤を送り込む内燃機関のことを指します。熱効率が高いエンジンとして各方面で研究が行われています。
 航空機用の内燃機関としては、現在はジェットエンジンが主流を占めていますが、ジェットエンジンの場合は、熱効率を高めるために燃焼温度を高めると、タービンブレードの耐久性能が落ちるため、技術的には既に限界と言えます。

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 アメリカの飛行実験では、現在まだ推力の問題があるため、最初は補助のジェットエンジンを利用して離陸した後、PDREだけの推力を利用して120mph以上の速度で飛行することに成功したそうです。小型機としては十分な速度です。

 PDREの場合、ジェットエンジンのタービンブレードのような物理的制約がないため、マッハ4以上の巡航速度を得ることも可能と考えられているようで、米空軍研究所では実用化に向けて更に研究開発を進めるとしています。

 PDREは、現在日本でも開発が進められています。
 次世代のエンジンとして、期待したいですね。

 → 筑波大学大学院のhp
(すごい音がする、PDREの動画もあります)
posted by キャプテン101 at 11:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■総2階A380が就航

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■エアバス社開発の総2階建てA-380が、昨日からシンガポール〜成田線に就航しました。

 A-380は全長72.6m、翼端から翼端まで79.8m、高さは24mを越えるでかさ。
 総2階なので胴体が太く、コックピット上部の膨らみはどちらかというと輸送機か「ゴマちゃん」のようです。
 エコが重視される最近では流行らないエンジン4発ですが、効率が改善されているのか、2発で持ち上げられるでかいエンジンは存在しないのか。

 シンガポール航空が導入した380は、1日1往復運航で総座席数471席。スイート(12席)は個室で、全クラスとも通路はカートと人が擦れ違えるほど広いそうです。
 乗ってみたいけど、安売りチケットでは乗れないかな・・・。

 成田空港は新たに、2億2000万円かけ2階部分に接続できる搭乗橋を造ったそうですが、その財源は??特定財源かな。シガポール航空は出さないでしょうし。

 昨日の初便機は関東地方の悪天候の為、いったんセントレア(中部国際空港)で給油、待機。その後NRT(成田空港)に着陸したようです。    (2008年05月21日)
posted by キャプテン101 at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(1) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■ミセス・ティッティマウスの忘れ物

■一昨日、調布市周辺で不発弾処理のため、広域にわたる住民の避難と、鉄道網の一時運休が行われました。

(調布市役所HPより)
 調布市国領町の不発弾発見と対応について(3月27日12時25分現在)
 平成20年3月27日(木)、調布市国領町1丁目42番地7の京王線連続立体工事現場付近の私有地において、不発弾が発見されました。現在、安全確保のため自衛隊による防護処置が行われております。なお、今後の不発弾の処理については、決定次第お知らせします。

 以下、当ブログとリンクさせていただいている、HP『調布の空の勇士たち』主宰の櫻井氏の文章を引用させていただきます。

 発見されたのは1トン爆弾で、横向きになっていたそうです。この場所は、多摩川総合病院の北東200メートルほどの、京王線線路北側傍です。
 したがってこれは、昭和20年4月7日午前、244戦隊とっぷう隊の古波津里英少尉が体当り撃墜したB29、T□42号(垂直尾翼に描かれている)、愛称「ミセス・ティッティマウス Mrs.Tittymouse」に搭載されていた爆弾と推定されます。
 つまり、爆撃で投下されたのではなく、体当り攻撃によって空中分解した機体と共に落下したものです。不発に終わったのも、その事情に起因していると思われます。

 B29の爆弾積載量は最大9トンとされていますが、実際の作戦時には、航続距離の関係から半分以下の積載量で運用されていたと思います。であるとしても、積んでいたのがこの一発だけとは考えられませんから、この付近には、まだ他に人知れず埋もれている爆弾が存在している可能性もあります。

※ミセス・ティッティマウスの残した爆弾が、今なお調布付近の地中に埋まっているとなると、怖い話です。
 実は、私の職場近く鳩ヶ谷市でも、5月25日に不発弾処理が行われます。
 こちらも、どんな飛行機が落とした爆弾なのか興味があります。
 どなたか、詳しい方がいらしたら教えて下さい。
posted by キャプテン101 at 11:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■愛別飛行場が哀別に・・・

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■とても残念なことですが、北海道、旭川近くの愛別飛行場が、倒産により閉鎖されたそうです。
 愛別飛行場は、ふるさと創生基金で愛別市が小型機を買って話題になりましたが、その運営は北陸航空が請け負っていました。
 以前はダイコロ飛行場として運営されており、北陸航空が引き継いだ形のようでした。
 愛別市がいきなり破たんしたわけではないと思いますし、北陸航空が運営をあきらめたのではないかと思います。
 事実上の空港閉鎖を倒産と言っているだけだと思いますが、色々とお世話になった空港なので、非常に残念です。
 これで、北海道でアブガスが入れられる空港は、鹿部、帯広、丘珠の3か所だけでになってしまいました。

 しかし・・・残念です。
 また、どなたかが代わりに買い取って運営されることを期待したいです。
posted by キャプテン101 at 07:30 | Comment(1) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■サミット時期の飛行制限

■警察庁より国土交通省あてに、サミット関連で小型飛行機の飛行自粛の要請がきているようです。
 さらに国土交通省からは各団体や飛行場へ、具体的な飛行の自粛や制限が通達されました。

●5/14〜26 環境大臣会議 兵庫県周辺
●6/7〜8  エネルギー大臣会議 青森周辺
●6/11〜13 司法、内務大臣会議 東京周辺
●6/13〜14 財務大臣会議 大阪周辺
●6/15   科学技術大臣会議 沖縄周辺
●6/26〜27 外務大臣会議 京都周辺
●7/7〜9 首脳会議 洞爺湖周辺

 これらの期間と場所で、小型機の飛行が制限されます。
 国際テロリストによるテロの標的となる可能性があるのだそうです。
 協力自体はやぶさかではありませんが、小型機を名指しの飛行制限というのは、小型機が飛んでいると、そちらへの対応でテロへの対応ができないからでしょうか。

 あるいは小型機の乗員にテロリストがいる可能性があるとか・・・

 いずれにしても、この時期は飛びにくそうです。
 飛行場まで行ったら、『今日は飛行禁止です』なんて言われるかもしれません・・
 飛行前のNOTAMも要チェックですね。 
posted by キャプテン101 at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■世界初の有人水素燃料電池飛行機

■燃料電池とリチウムイオン電池を組み合わせた、『ハイブリッド電気モーター』でプロペラを回転させるシステムを米航空機・宇宙大手のボーイング社が開発したそうです。

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 欧州の技術開発部門が欧米6カ国の企業の支援を受けて開発。水素燃料電池とリチウムイオン電池を組み合わせたハイブリッド電気モーターで、プロペラを回転させる仕組み。水を消費するのみで二酸化炭素も排出しないようです。

 2人乗りのモグラ(モーターグライダー)に搭載し、スペインのマドリード郊外で2月末から3月上旬にかけて、試験飛行を計3回実施。海抜1.000mまで上昇した後、燃料電池だけに切り替えて、時速100kmで約20分間の飛行に成功。

 ボーイング社では、小型機や無人機の主動力源として利用が可能としているますが、地球温暖化対策に役立つ代替的な燃料システムとして、将来的には大型旅客機にも活用できるように、今後も研究を続けるそうです。

 すごいですね〜
 いよいよ、こういう時代の幕開けでしょうか。
 その前に、AVGASの代わりにハイオクで飛べるようにしてほしい・・・


(2008年04月04日)
posted by キャプテン101 at 20:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■キ61(飛燕)について

■私の好きな『キ61』こと飛燕について書かれている本を2冊買ってみました。
 いずれも同じ原作なのですが、「飛燕独立戦闘隊」はいわゆるマンガ本です。
 その原作が「秘めたる空戦」。
 作者の松本良男のプロフィールでは、平成2年まで御存命だったようで、丘珠空港でモーターグライダーに乗っておられたように書かれています。
 元、大戦機のパイロットが書いただけあって、メカに限らず、空中戦のテクニックなど操縦技法についてのくだりには驚かされます。

 飛燕については、唯一のドイツ製水冷エンジンについて、トラブルが多かったため戦局を変えるに至らなかったという記事が多い中、この本を読んでますます好きになりました。

 アマゾンで買いましたが、残念ながら定価より少し高かったです。
  
●「秘めたる空戦」〜三式戦『飛燕』の死闘 松本良男/幾瀬勝彬 著 光人社NF文庫 定価743円

●「飛燕独立戦闘隊」原作:松本良男/幾瀬勝彬 漫画:滝沢聖峰 大日本絵画 定価990円

※ 在りし日の飛燕の写真は、以下の方のページでご覧になれます。

posted by キャプテン101 at 22:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記

■花巻〜函館行脚

■3/30〜31と、花巻経由で函館まで飛んできました。

 最近、時間を有効活用するために、本田空港へは朝7時すぎに着くように行っています。

 その頃には既に飛行場のゲートは開けられていますので、機体のカバーを外したり、プリフライトをしたり、ヘッドセットをセットしているうちに、8時過ぎになってしまいます。

 それから本社社屋に行き、フライトプランを書いたりしているうちに8時半。そこからPCで気象情報やノータムをとって9時にまた飛行機搭乗、てな感じです。
 そーすると、9時半にはT/O可能なので、東北の花巻あたりでもお昼前には余裕で着きます。

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 この日は花巻に泊まるハズだったのですが、RJSIは3月いっぱいはステイを認めない決まりになっていて、急遽、予約してあったホテルをキャンセルし函館に宿とSPOTを予約しました。

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 ラインに車輪をぴったりと合わせて停めるのは、スポットインの秘かな楽しみです。
 もちろん、機体を降りるまでメインギア(前輪)の位置は見えませんので、ぴったり停められた時の満足感、好きです。
 
 函館には燃料のAVGASを置かなくなってしまったため、翌日は約10マイル離れた鹿部飛行場で給油。

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 ここ鹿部飛行場は、トヨタが母体のエアフライトジャパンが経営する飛行場で、燃料を入れると着陸料が無料になるという素晴らしい空港です。

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 そのうえ、本田航空よりアブガスがリッターあたり50円も安い(1Lが210円!)のです。コンビナートのある和歌山より遠いのに何ででしょうか・・・

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 spot-inは、ちょっとズレてしまいました。
 悔しい〜

 帰りはMEAの関係で、青森VOR〜秋田VOR〜yuwaVOR〜花巻というコースでした。

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 このあと、花巻では昼食を取らずに『お饅頭』を機内で食べながら仙台空港へLDG。
 仙台〜福島上空を経由してH田に戻ったのは、17:45で、17時半を過ぎて帰投したためしっかり超過料金をとられてしまいました

 しかし、朝早く出て機内でを食べる覚悟があれば、かなり行動範囲は広がりそうです。
 鹿児島往復も可能かもしれません・・・
posted by キャプテン101 at 10:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | キャプテン飛燕のフライト記>日記